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むかでのいしゃむかえ
むかーし、あるむらでのおはなし。
庄屋のかまきりべえの家で、虫たちが宴会を開きました。
そこで突然、バッタのとくさんが腹痛をおこします。
医者を呼びに行くことになったのは、むかでのたへいさん。
「足がたーくさんあるから、ずうっとはやいじゃろ」と、
かまきりべさんからのご指名です。
それなら、とむかでのたへいさん、頭をかきかき腰をあげますが…
いくら待っても医者が来ないのです。
ふしぎに思った虫たちが様子を見に行こうとすると…!
腹痛で医者を呼びに行くという、切羽詰った事態を、落語調の文章が軽いテンポで運びます。
なるほど!と思わせるオチも、え?と思わせる結末も、それぞれ洒落ていて実に粋。
落語のような、時代劇のような…とにかく粋!で笑っちゃいます。
虫たちの個性的な着物の着こなしにも注目。
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