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かきねのむこうはアフリカ
整然と同じような形をした家がならぶ住宅地が舞台です。
みんなが同じような暮らしをする中、「ぼく」のうちの隣には、少し他の住人とは違っているデジレーさんが住んでいました。
ある雨の日、デジレーさんは物置を壊し、何かつくりはじめました。デジレーさんが庭に作ったのは、故郷アフリカにあるような土の家でした。
―あっちの家にあきたときとか、国がこいしくなったときとかね。
ときどき、自分の国にかえりたくなるのよ−
忙しすぎるフランス人の夫と4人の子どもたちを抱えて異国で暮らすアフリカ人女性。
祖国をはなれて暮らすということは、たくさんの無理を抱えてのことでした。
土の家でデジレーさんとぼくのささやかなお茶会・・・静かなつながりがはじまります。
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