<PICTURE BOOK 大人のための絵本セレクション

かきねのむこうはアフリカ


文 バルト・レイヤールト
絵 
アンナ・ヘグルンド
ほるぶ出版 2001年
1470円(本体1400円)



かきねのむこうはアフリカ

整然と同じような形をした家がならぶ住宅地が舞台です。
みんなが同じような暮らしをする中、「ぼく」のうちの隣には、少し他の住人とは違っているデジレーさんが住んでいました。

ある雨の日、デジレーさんは物置を壊し、何かつくりはじめました。デジレーさんが庭に作ったのは、故郷アフリカにあるような土の家でした。

―あっちの家にあきたときとか、国がこいしくなったときとかね。
               ときどき、自分の国にかえりたくなるのよ−


忙しすぎるフランス人の夫と4人の子どもたちを抱えて異国で暮らすアフリカ人女性。
祖国をはなれて暮らすということは、たくさんの無理を抱えてのことでした。

土の家でデジレーさんとぼくのささやかなお茶会・・・静かなつながりがはじまります。