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本のこびと

お話会がはじまるよ…!
“本のこびと”が絵本を持ってくると、子どもたちの集中度が全然違います。



本のこびと

「手ぶくろ人形」の高田千鶴子先生が作ってくださった「本のこびと」。
とっても単純な構造だけに、使い勝手は抜群。かわいさも抜群。
お話会のアシスタントとしても、カウンターでのやりとりでも大活躍です。
高田先生に「本のこびと」誕生秘話と秘訣を教わりました。


本の裏から登場してごあいさつ…

ある日、友人の赤木カン子さんから電話をいただきました。

「あのね、男の人の手に合う人形を作ってよ。」

最近は図書館でもお話会にやってくる子ども達に"人形"が役立つことが知られてきて、男性職員がミトンのくまさんなどを手にしてみたけれど小さくて手が入らない、というのです。

とはいっても、その小さくて単純なかわいさが多くの人達に愛されてきた"手ぶくろ人形"たち。それを単純にLサイズに拡大するだけではデザインのバランスがくずれてしまいます。そこで新たに図書館のアイドルとしての人形を作ってみようと、人形の材料を眺めてみました。


本をのぞきこんでタイトルを読んだり…
(わざとサカサマに読んじゃったりね)

ふと思いついたのが、丸いスチロールボールの頭を人差し指に差し込むだけの人形です。
ボディの手ぶくろと帽子は赤で、肌の色は茶色。
昔読んだキーツの絵本「雪の日」のピーター少年をなつかしく思い出します。
4本の指が自由に動くので、本を持つ、頁をめくる、虫メガネを持つ。
ペンを持って字や絵もかける、口に手を当てて「しいっ」と言えば大声を小さくさせることもできます。

たとえば、図書館のカウンターにマジメなお兄さんが座っていて、右手に赤いてぶくろをはめていたら、子どもはすぐに見つけて「ねぇ、どうして手ぶくろかたっぽしてるの?」と聞くことでしょう。


ハサミを使ったりページをめくったり
自由自在!

待ってましたと、お兄さんは「それは君と友達になりたい"人形"のためさ」といいながらカウンターの下でコッソリ頭をつけて人形を見せます。
「握手しようか?」ここで子どもが手を出してくれればうまく会話が続けていけるでしょうが、さて次はどんな手を使おうかな、という「工夫」の楽しみとなるのです。

人形に慣れている人ならば、この人形は"おませさんでいい子"とか"何でも知ってるもの知りハカセ"、この子はちょっと"悪たれ"などと「腹話術」的に人形のキャラクターをふくらませていけるでしょう。
顔も好きなようにメークして、人形とのやりとりを楽しめます。

名付けて「本のこびと」。お話会を担当するお姉さんのアシスタントとして働くのも上手です。ニックネームは各館でつけてね。なかなか役立つ人形ですよ、と見本をカン子さん送りました。


読んでもらいたい本をいっぱい持ってきてもかわいい。

高田先生と本のこびと
高田 千鶴子

「ぽぺっと 1998 春号」より抜粋させていただきました。


本のこびとキットは保育と人形の会までお問い合わせくださいませ
保育と人形の会 TEL FAX 03-3337-3447 





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紙芝居枠できました。

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